Step and Go

今日も引き続き模試。英語と国語。英語大問3が難かった。何について書いてある文章か掴めなくて焦った。国語は古文がイミフ。和歌絡むと難すぎ。評論・漢文は簡単な方。小説は心情変化とその理由が見えるか。
小説の笑いどころは間違いなく「母は、『アッ』と言って死んだ。」ってとこ。(引用文は正確じゃないけれど、確かこんな感じ)
「アッ」と言って死ぬ→「アッ」と言いながら死ぬ→「アッ」という間(あいだ)に死ぬ→あっという間(ま)に死ぬ
母の命を懸けた渾身のギャグでした。あの暗い文章の中で(本質的には暗くないけれど。詳細、後述)このギャグを挿れた作者はスゴい。


今日の小説について思ったこと。雑感。模試受けた人にしかわからないだろうけど。


ストーリーは、全体的に暗い雰囲気が貫かれてるけど、最後主人公が明るく、前向きになるっていうありがちなお話。多分これくらいは読めた人が多いと思う。で、難しいのは何で明るくなるかってこと。結局最後まで主人公は風邪引きっぱだし、母は"あっという間"に死んでしまうし、妻は死にかけだし、家は最悪だしで疲れ切ってる。それが、フラ〜っと行った(去年と同じ)ある場所で急に元気になる。理由として考えられる要素、と言うかあの文章自体に登場する主な要素は、自身・妻・家の3つのように思えるけれど、あと1つ重要な要素が。それは草花。執拗なまでに草花の描写があったはず。つまり、主人公は草花の盛衰と人生の喜びと苦しみに共通項を見い出した。そして草花が春から夏、秋の初めにかけて咲き、秋の終わりから冬まで枯れるように人生も浮き沈みがあると悟る。だから今は単に苦しい時期なんだと受け入れ(開き直り)これから頑張っていこうと決意したって話。これが掴めてないと最後の問題解けないでしょ。あと去年と同じ場所っていう要素については、僕は主人公が去年と同じ疲れた状態で去年と同じ場所へ来た、つまり本文中にある"廻る"という言葉を明確にするためのものだと解釈したけれど、解答によると違ったみたいね。そこの芽の話は読んでなかった。反省。


ただ、大体文意が掴めても文章力がなくて、うまく表現できない僕みたいな人もいるけどね( ; ; )今考えると自分の答案の文章のイミフだわ


なんか模試終わったあと、古文と小説イミフって言ってた人多かった気がしたから書いてみた。自己満足。




模試の後、市立図書館でお勉強。4時間超。なかなか。